自分が仕事を選択する場合には、いろいろな仕事を比較検討して決めることになるだろう。
もし、それまでに仕事の経験があればその経験を活かすことが次の仕事をする上で強みになるというメリットがあるため、過去のキャリアについては十分考慮するのが得策である。
また、学生などからはじめて就職する場合には、大学等で学んだことを活かすという一般的な考え方もあるが、仕事上の経験はないので、あまりそれに縛られず自由に選択できる可能性は広がるだろう。
いずれにしても、仕事の選択をする場合、キャリアや学歴等の一定の制約を設けたとしても、選択可能な仕事や職種は膨大な数に上るであろうし、その中から特定の会社を選び出す作業は途方もないことのような気がするかもしれない。こういった場合に役に立つのがキャリアプランニングだ。
キャリアプランニングとは、簡単に言ってしまえば人生設計である。自分はどのような人生を送りたいか、どんな夢があるかを考え、自己分析をし、そこからどんな仕事を選びたいかを考えるのである。
このプランニングをすることによって、仕事選びをする場面において、自分の可能性というフィルターだけではなく、できるものの内、やりたいものはどれかというガイドラインを得ることができるというメリットがある。
キャリアプランニングで将来進むべき道を設定することで、人生設計に見合った仕事選びができるため、良い選択ができる可能性が高まるだろう。